地方気象情報[北海道 02/01 15:53] 北海道：防災情報メール

2023年02月01日 15時52分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、１日夜から２日昼過ぎにかけて西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は２日朝から夕方にかけて大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、大雪による交通障害に十分注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近では、１日夜から２日朝にかけて低気圧が急速に発達しながら通過し、低気圧の通過後は強い冬型の気圧配置となるでしょう。また、２日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、１日夜から２日昼過ぎにかけて西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は２日朝から夕方にかけてオホーツク海側南部や太平洋側東部で大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　また、２日にかけて断続的に雪の降り方が強まり大雪となる所がある見込みです。大雪による交通障害やなだれに十分注意するとともに、低気圧の通過時は電線や樹木への着雪にも注意してください。
　低気圧の発達の程度や進路、冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、暴風雪となる地域の拡大や警報級の大雪となるおそれがあります。
　日本海側南部と太平洋側西部では、２日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。
　なお、北海道地方では流氷の動きが激しくなるため注意してください。

＜風の予想＞
２日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）　西または北西の風
　日本海側陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　日本海側海上　　　　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側陸上　　　　２０メートル（３５メートル）
　太平洋側海上　　　　２５メートル（３５メートル）
　オホーツク海側陸上　１８メートル（３０メートル）
　オホーツク海側海上　２５メートル（３５メートル）

＜波の予想＞
２日にかけて予想される波の高さ
　日本海側　　　　４メートル
　太平洋側　　　　６メートル
　オホーツク海側　６メートル

＜雪の予想＞
１日１８時から２日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　日本海側　　　　５０センチ
　太平洋側　　　　３０センチ
　オホーツク海側　４０センチ

　今後発表する防災気象情報や竜巻注意情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、２日５時頃に発表する予定です。

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