令和７年５月２日、西条西署管内において、被害総額約１，０８０万円のＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和７年１月頃、西条市在住の５０歳代女性は、ＳＮＳのダイレクトメッセージで知り合ったアカウントから、別のＳＮＳに誘導され、日本人男性甲を名乗るアカウントを友達登録し、甲とメッセージのやりとりを重ね、親近感を持つようになっていたところ、甲から、「生活に困っていないか。投資したら利益が出る。」などと投資を勧められました。
甲のことを信用した女性は、その指示に従い、指定された投資アプリをインストールした上、同年２月２４日及び２８日に、暗号資産取引所で購入した合計約９０万円相当の暗号資産を、甲から指定されたアドレスに送信したところ、投資アプリ上で利益が出ているのを確認したため、甲の指示どおりに出金手続を行うと、実際に約８，０００円相当の暗号資産が女性の暗号資産口座に送信されました。
そのため、女性は、甲のことを更に信用し、同年３月１１日から同月２８日にかけて、４回にわたり、合計約５１０万円相当の暗号資産を、甲から指定されたアドレスに送信しました。
その後、女性は、利益分を引き出したいと甲に伝えると、甲から、「保証金がかかる。」「手数料がかかる。」などと言われ、これを信用した女性は、同年４月１８日から同月２４日にかけて、３回にわたり、甲から指定されたアドレスに合計約４８０万円相当の暗号資産を送信し、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇ＳＮＳの知らないアカウントからダイレクトメッセージが届き、暗号資産への投資話を持ち掛けられた場合は、詐欺を疑ってください。
〇ＳＮＳを通じて連絡を取り合っていたとしても、会ったことのない人から暗号資産を求められた場合は、すぐに警察相談電話（＃９１１０）に相談してください。
※ＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。
【被害】ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害を認知しました
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